はじめに

厚生労働省が定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(通称:3省2ガイドライン)は、医療情報を取り扱うシステムに対するセキュリティ基準を定めたものです。2023年5月に公開された第6.0版では、クラウドサービスの利用拡大を踏まえた改定が行われています。

MediQuaは本ガイドラインに準拠した設計を採用しています。詳細はセキュリティ・コンプライアンスページをご覧ください。

予約システムに関連する主要な要件

1. 技術的安全対策

  • 通信の暗号化(TLS 1.2以上の使用)
  • 保存データの暗号化(AES-256等の強固な暗号化方式)
  • 多要素認証(MFA)の実装
  • アクセス制御(ロールベースアクセス制御:RBAC)

2. 組織的安全対策

  • 情報セキュリティポリシーの策定
  • インシデント対応手順の整備
  • 定期的なセキュリティ監査の実施

3. 物理的安全対策

  • 国内データセンターでのデータ保管
  • データの国外持ち出し制限
  • 災害対策(冗長化・バックアップ)

予約システム選定時のチェックポイント

病院が予約システムを選定する際は、ベンダーに対して以下の点を確認することをおすすめします。

  • 3省2ガイドラインへの対応状況と対応表の提出可否
  • 監査ログの保存期間(5年間が推奨)
  • データセンターの所在地(国内のみか)
  • インシデント発生時の報告体制(72時間以内の報告義務への対応)
  • 第三者認証の取得状況(ISMS等)

まとめ

病院の予約システムは患者の個人情報を取り扱うため、3省2ガイドラインへの準拠は必須です。システム選定の際は、機能面だけでなくセキュリティ面を十分に確認し、安全な情報管理体制を構築しましょう。

MediQuaのセキュリティ対応の詳細や、具体的な導入プロセスについてはお問い合わせください。